「岸田インフレだ!」物価高騰対策巡り論戦、岸田総理「結果を出している」と反論も
岸田総理は参議院予算委員会で、2013年に公表した政府と日銀による共同声明について変更する考えがないと明言しました。
野党側は、現在の物価の高騰は「日銀の金融緩和政策による円安が原因」だとして、2%の物価目標実現を明記した政府と日銀による2013年の共同声明を変えるべきだと岸田総理に迫りました。
岸田総理
「円安というのも、要因の一つであることは否定はいたしませんが、やはり何といっても、この価格高騰の背景は、ロシアによるウクライナ侵略を起因、要因とする世界的な物価高騰があるんだと思います。声明を変えるということについては考えておりません」
岸田総理は「物価安定目標達成について日銀の取り組みを期待する」と述べるなど、共同声明を変える考えがないと明言しました。
野党側は、「見直す気がないのであれば、異次元の物価高騰は『岸田インフレ』とも言うべき失策ではないか」と追及しましたが、岸田総理は「さまざまな物価抑制策は結果を出している」と反論しました。
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TBSテレビ
2022年5月30日(月) 17:12