ゴミをわずか10ミリ秒の加熱で貴重な材料「グラフェン」に変える方法 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20220401-trash-valuable-graphene/
ハチの巣のような六角形の格子構造から成る「グラフェン」を、食品廃棄物やプラスチック廃棄物から生成する方法が編み出されました。
ライス大学の化学者であるジェームス・ツアー氏の研究室が、生ごみやプラスチック、その他の材料をベースにグラフェンの粉末を生成する方法を開発しています。このプロセスは迅速かつ安価です。
ツアー氏はごみからグラフェンを作成する方法を「フラッシュグラフェン」と呼称しており、既存のグラフェンバルク製造方法のコストの何分の1に抑えることが可能。つまり、大量の石炭・食品廃棄物・プラスチックをグラフェンに変換することができます。