【遅報】鶏卵最大手イセ食品の経営破綻で…「パンドラの箱」引き取る支援者は? ID:PRmbdnQP

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/03/21(月) 15:38:04.89 ID:PRmbdnQP

卵価はこの先どうなるのか。「森のたまご」や「伊勢の卵」などで知られる鶏卵最大手の
イセ食品(東京・有楽町)が先週末、経営破綻した。金融機関との間でつなぎ融資を
受ける契約を締結済みで、「事業の継続に当面問題はなく鶏卵の供給や取引相場への
影響は限定的」(関係者)としているが、流通業界筋からは仕入れを不安視する声も上がる。

イセ食品はグループ全体で飼育羽数約1300万羽とされ、国内シェア10%を握る。
全国に生産拠点を展開。育種、飼育、採卵、加工から配送までを一貫して手掛け、
イオンやイトーヨーカ堂など大手スーパーに取引基盤を構築。さらには北米や中国をはじめとした
アジアにも進出するなど拡大路線を走ってきた。

しかしM&Aなどで借入債務が膨らむ一方、飼料や燃料などの生産コスト上昇も重なって業績が悪化。
金融機関との間で私的整理の方向で調整を進めてきたが、交渉に行き詰まり、
大口債権者のあおぞら銀行と大株主から東京地裁に会社更生法の手続きを申し立てられた。
信用調査会社の帝国データバンクによると負債総額はグループで453億円にのぼる見込みだ。

今後の焦点となりそうなのが、再建に向けたスポンサー選びだ。なかでも注目されるのが
2018年から資本提携関係にある豊田通商の動きだろう。茨城県や九州では共同で養鶏場も
運営するなど合弁事業も展開しており、有力支援先候補として名前が挙がる。

とはいえイセ食品グループの経営は複雑。食品卸業界関係者からは「中身はパンドラの箱。
企業統治の先行きを考えると危なくて、うかつには手が出せない」との声も少なくない。

何しろ「資本関係は遮断されている」(事情通)とはいえ、創業家が設立した不動産会社を通じて
18年夏には大阪の名物格安スーパー「玉出」を買収。富山県高岡市の富山事業所には19年、美術館まで併設されている。

創業家出身で21年6月末までイセ食品の会長兼社長だった伊勢彦信氏は世界有数の
美術品コレクターとして知られ、保有する名画、彫刻、陶磁器は「イセコレクション」とも呼ばれているとか。
好事家にとっては、これら美術品の行方がどうなるかも気がかりに違いない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc25a2ce71e1e99d9b37768b5446d53bc0dcc6d0


このIDをNGリストに追加する

今後このIDの書き込みやスレッドを表示したくない場合、以下のボタンをクリックしてください。
NGリストに追加

このスレッドは過去ログです。