ゼレンスキー大統領「プーチンには噛みつかない」発言で安倍元首相が注目されるナゼ?
(前略)
■プーチン大統領の飼い犬にも敬語を使った安倍元首相
2017年2月の衆院予算委。安倍元首相は14年のソチ五輪に出席、プーチン大統領と首脳会談した際のエピソードを披露し、こう答弁していた。
「ソチ五輪の際にソチを訪問した際、プーチン大統領と首脳会談を行ったところでございますが、玄関まで出てこられたプーチン大統領が秋田犬のゆめを連れて出てこられまして、私も、見た目が結構迫力があったものでございますから、少しこわごわ手を出したところ、ぺろっとなめていただいたんですが、しかし、その瞬間、プーチン大統領は、この犬はたまに噛むからねと言われまして、びくっとしたわけでございますが」
いやはや、安倍元首相はプーチン大統領本人だけでなく、飼い犬に対しても「ぺろっとなめていただいた」なんて敬語を使っていたから、その従属ぶりに改めて呆れてしまう。
戦時下に直接会談を要求し、「私は噛みつかない」とプーチン大統領に迫るゼレンスキー大統領と、「この犬は噛むよ、と言われてびくっとした」という安倍元首相。どちらが一国のトップとしてふさわしい振る舞いかは……一目瞭然ではないか?
ちなみにロシアがクリミア併合に動いたのは、このソチ五輪閉会直後のことだった。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302124
公開日:2022/03/05 06:00 更新日:2022/03/05 11:15