札幌五輪 市の意向調査は何のため? 招致前提、反対が上回っても「議論の参考」扱いに
札幌市が2030年五輪招致の賛否を問い、今年3月に行う意向調査(アンケート)に疑問が呈されている。結果は「参考」という位置付けで、仮に反対が上回っても、それだけで招致撤回はしないというのだ。最近は住民投票などで撤退を決める都市も多いが、札幌はあくまで突き進む構え。民意が生かされない手法に、「何のための調査なのか」という声も上がっている。(特報部・木原育子、中山岳)
以下小見出しのみ
◆住民投票も否定
◆市、感染症のリスクは具体的に聞かない方針
◆北京五輪直後の調査「世論づくり以外の何ものでもない」
◆東京大会で問題あらわ 不支持拡大に予防線か
◆海外では住民投票で続々撤退
◆巨額の経費「議論を」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/161319/1
2022年2月21日 06時00分 東京新聞