「わかるかなぁ・わかんねぇだろうなぁ」のフレーズで人気を集めた漫談家の松鶴家千とせさんが17日、心不全のため都内の病院で亡くなりました。84歳でした。
松鶴家千とせさんは福島県で育ち、歌手を志して上京したあと、夫婦漫才で知られた松鶴家千代若・千代菊に入門して漫才や司会などを経験し、1967年に「松鶴家千とせ」を襲名しました。
漫談の中に童謡を取り入れるなど独自の世界観を築き上げ、1970年代にはテレビやラジオでも活躍し、アフロヘアにサングラスという容姿でお茶の間に親しまれ、「わかるかなぁ・わかんねぇだろうなぁ」のフレーズや、童謡の「夕焼け小焼け」の替え歌の漫談で人気を集めました。
また、1975年に発売したレコード「わかんねェだろうナ(夕やけこやけ)」が160万枚を売り上げる大ヒットとなり、さらに映画やドラマなど幅広いジャンルで活躍しました。
千とせさんは最近まで舞台への出演などを続けていましたが、家族によりますと先月下旬に体調を崩して都内の病院に入院し、17日、心不全のため亡くなったということです。
84歳でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220217/k10013489641000.html
松鶴家千とせ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E9%B6%B4%E5%AE%B6%E5%8D%83%E3%81%A8%E3%81%9B