今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり171.4円で、先週より0.2円値上がりしました。
政府の対策によって価格の上昇は一定程度、抑えられていますが、補助額はすでに1リットル当たり5円の上限に達していて、来週はさらに値上がりする見通しです。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、14日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり171.4円で、先週より0.2円値上がりしました。
値上がりは6週連続で、およそ13年ぶりの高値水準が続いています。
また、灯油の店頭価格は全国平均で18リットル当たり2011円と、先週より6円値上がりしました。
値上がりは6週連続で、こちらも、およそ13年ぶりの高値水準となっています。
政府は、石油の元売り会社に補助金を出して、ガソリンなどの卸売価格を引き下げる異例の対策を先月27日から実施していて、経済産業省は、この対策によってガソリンは1リットル当たり3.8円分、灯油は1リットル当たり3.7円分、小売価格の上昇を抑えられたとしています。
ただ、補助額はすでに1リットル当たり5円の上限に達しています。
原油価格の上昇を受けて、卸売価格も引き上げられる見込みで、ガソリンや灯油の小売価格は、来週はさらに値上がりする見通しです。
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