電子ウイルス、270万件超確認 メールで感染、再び猛威
メールの添付ファイルを開くと感染するコンピューターウイルス「Emotet(エモテット)」が全世界で再び猛威を振るい、2021年末から270万件超が確認されたことが15日、米情報セキュリティー会社プルーフポイントの調査で分かった。知人や取引先からの返信を装って警戒を緩めさせるのが特徴。国内ではライオンや積水ハウスなど20以上の企業や団体が感染したとみられる。
エモテットは大量のパソコンが感染した「最強のウイルス」とも呼ばれ、国際的な捜査でいったんは制圧された。しかし摘発されなかった仲間のハッカーが同様の手法を使って21年末に復活させたとみられる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/160310