本稿執筆中の2021年11月現在、東京都における新型コロナウイルスの新規感染者は一桁に下がる日もあり、重傷者も減少している。そんな中、第194回衆議院総選挙で政権与党の自民党は議席を減らしたものの、単独過半数を得た。これは民意なのだろうが、自民党に投票した人々に忘れてほしくないことがある。自民党、そして厚労省が実施したコロナ対策は的外れで、一時的に医療崩壊をさせた政策だったということである。
表題の問い、「日本政府はなぜ、パンデミック防止に失敗したのか」の回答は簡単である。
「衛生学の基本を踏み外した対策を取ったから」だ。
では衛生学の基本とは何か。「疑わしき人を検査し罹患と確定し、患者を隔離する」ということである。
記事全文は以下から
日本政府はなぜ、パンデミック防止に失敗したのか。⸺政府とメディアの罪
http://ai-ai.xrea.jp/covid19/doc/hoken_shinryo_2201.pdf