観光庁は4日、観光支援事業「Go To トラベル」の給付金を巡り、旅工房(東京)、トラベル・スタンダード・ジャパン(同)の2社を不正受給の疑いで調べていると発表した。宿泊実態がないのに給付金を受け取った疑いがあるという。旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)子会社などによる不正受給を調べる中で浮上した。
トラベル事業の事務局が調査を進めている。観光庁によると、不正を確認した場合、給付金などの返還を請求し、悪質な場合は刑事告訴も視野に検討するとしている。
HIS関連では、これまで子会社2社と、ホテル運営会社JHAT(東京)による不正が判明している。
https://nordot.app/862252381654859776?c=39546741839462401