日銀の2%物価目標、麻生財務相「考え方柔軟に」
2019/3/12 18:14 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4236076012032019EE8000/
麻生太郎財務相は12日の参院財政金融委員会で、日銀が掲げる2%の物価安定目標について「少し考え方を柔軟にやってもおかしくないのではないか」と述べた。日銀が大規模な金融緩和政策を導入した当時も、物価上昇率が2%に達するのか懐疑的だったとの考えも改めて示した。
共産党の大門実紀史参院議員の質問への答弁。麻生財務相は「世の中で2%に到達しないから怒っている一般の庶民は私の知るところでは一人もいない」とも述べた。
同委員会で日銀の雨宮正佳副総裁は「長期にわたる低成長とデフレで、企業や家計が物価が上がらないことを前提とする考え方になっている」と説明した。
また、同氏は日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れについて「日経平均株価が1万8000円程度を割ると(日銀保有の)ETFの時価が簿価を下回る」との試算も示した。
↓
為替介入(外国為替市場介入)とは何ですか? 誰が為替介入の実施を決定し、誰が為替介入を行うのですか?
http://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/intl/g19.htm
(※注:日本銀行公式ウェブサイト)
わが国では、為替介入は財務大臣の権限において実施することとされており、実施の決断のほか、タイミングや金額等の決定は財務大臣が行います。日本銀行は、外国為替資金特別会計法および日本銀行法に基づき、財務大臣の代理人として、その指示に基づいて為替介入の実務を遂行しています。
> 決定は財務大臣が行います
> 日本銀行は
> 財務大臣の代理人