米エヌビディアは、ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アームの買収を断念する方向で調整していることが、複数の関係者への取材で分かった。関係当局の認可が下りないことから、総額400億ドル(4兆5500億円)規模の案件の実現が難航していた。
エヌビディアは関係各方面に買収が完了することは期待していないと語ったという。協議が非公開であるため関係者の1人が匿名で明らかにした。一方、ソフトバンクGはエヌビディアによる買収の代替案として、アームの新規株式公開(IPO)の準備を進めていると別の関係者は語った。
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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-25/R694RPT1UM0Z01