【エネルギー】「小」水力発電「小」村で次代へ。山こそ資源…住民主体で会社 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/01/26(水) 19:36:50.00 ID:4g78/ehZ

 標高260~700メートルにある人口100人の集落が、住民主体による小水力発電事業で地域振興に挑む。鳥取県若桜町糸白見地区は3月、発電事業の合同会社の設立を予定する。次代に新たな産業をつなぐ狙い。山や川を“資源”として年間1000万円の売電収入を見込み、脱炭素社会へ山間地の産業基盤づくりを目指す。

 県東部の同町は兵庫・岡山両県の県境に位置する。同町中心部の若桜鉄道若桜駅から車で約10分の所にあるのが糸白見地区。面積は約1300ヘクタールだ。

 林業で栄え、300人以上が暮らした集落も、今は約100人。水稲や野菜など基幹産業は農業だが、若者の多くは鳥取市などに職を求める。

 人口減少に危機感を覚えた住民が着目したのが小水力発電だ。「何もない村だと思っていたが、山も谷も川も、全てが小水力発電に適した“資源”だと気付いた」と話すのは、糸白見水力発電事業計画実行委員会委員長の山根幹博さん(47)。2019年に60歳以下の住民で構想をまとめ、地区の総会に提案した。

 事業のモデルは岐阜県郡上市の石徹白地区。小水力発電で年間約2400万円の売電収入を得て、街灯の無料化や土地改良施設、畦畔(けいはん)の管理など活動に充てている先進地だ。

 山根さんらの提案には当初、不安の声が多かった。「農業用水に影響はないのか」「本当にもうかるのか」。合意形成のため、石徹白地区の事業に関わった小水力発電の専門家を招いて勉強会を開くなど説明を重ね、理解を得た。

 20年に40~60代の6人で実行委員会を結成し、試験的に農業用水路に発電用の水車を設置。装置の組み立てや設置工事は住民一丸で取り組んだ。

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https://www.agrinews.co.jp/news/index/53255

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