予測通り発生し、予測を超える規模となるオミクロン株の第6波

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/01/15(土) 23:49:47.71 ID:0IXOHTdW

 2021年11月24日に配信した拙稿「コロナ第6波はすでに始まっていた!統計から導かれる事実 | 日刊SPA!」および11/15放送の文化放送、大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」にて、筆者は「極大期がδ株の再燃であるか、新たな変異株によるものかは執筆時点でデータが無く不明であるが、既に本邦ではδ株Surgeの再燃によって第6波エピデミックSurge(うねり、波)が始まっており、その極大期は1月下旬から2月である。但し、極大期の規模は分からない。ワクチン接種率と接種後の経過時間を考えると恐らくδ株Surge程にはならないのではないか。」と本邦における第6波エピデミックSurgeを予測しました。

 その後、11月中には一旦第6波エピデミックSurgeの拡大が鈍りましたが、11月末から再度拡大に転じ、12月には全国で第6波エピデミックSurgeの拡大が特に人口の多い都道府県で見え始めました。

 この時点では、主たる地位を占める(ドミナント)株は、統計の挙動からδ株またはその変異株であったと考えられます。

 奇しくも拙稿の発表日である11/24に、南アフリカ共和国(南ア)から、極めて憂慮すべき新たな変異株の発見が報告され、世界保険機関(WHO)は、直ちに緊急会合を開き、この新たな変異株をο株(オミクロン株)と命名、懸念すべき変異株(VOC)としました。このときは、BBCワールドニュースで連日午前1時からWHOによる記者会見が同時通訳付きで放送され、事態が極めて憂慮されるものであることが実感出来ました。

2021年10月頃から、北半球の多くの国では、δ株*による夏の再燃という形で季節性のエピデミックSurgeが発生していましたがο株は、侵入から数週間程度でδ株を駆逐してドミナントとなり強烈なエピデミックSurgeを発生させています。これは本邦も同じです。
<*本稿ではAY.29などのδ株系変異株もδ株と表する>

 ο株は、第一世代COVID-19ワクチンとモノクローナル抗体治療薬を回避する進化を遂げており、一部の抗原検査試薬・キットも回避するために特にワクチン偏重政策(ワクチン一本足打法)を採用してきた国々では防疫の根本からちゃぶ台返しされた形となり、CNNやBBCでは「帰ってきたCOVID」と報じられる有り様でした。帰ってくるのはウイルスでなく赤いストライプが入った白銀の巨人であってほしいものです。街中で暴れられるのはどちらも困りますが。

 11月中旬時点での筆者の予測はほぼ的中していますが、残念ながら、筆者の予測を遙かに上回る威力のο株の発生によって第6波の社会的影響と脅威度は、第5波を遙かに上回るものとなります。

続き
https://nikkan-spa.jp/1805561


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