HDD障害の中でも、HDDにデータを書き込む磁気ヘッドがデータ記録面(プラッタ)に接触し傷がつく、いわゆる「スクラッチ障害」はとびきり厄介だ。これまで、HDDの復旧を専⾨とする事業者でも、「スクラッチ障害」が原因であると発覚した段階で、復旧不可能という診断を下すことがほとんどだった。
しかし、⻑年の研究によって、スクラッチ障害を起こしたHDDからも、データの読み取りが⾏なえるようになりつつある。
今回はこのスクラッチ復旧技術によって、令和3年度の東京都経営⾰新優秀賞を受賞したデジタルデータソリューションに、HDDや近年需要の増加するSSDのデータ復旧技術について最前線の話を聞いた。同社では「デジタルデータリカバリー」のブランドでデータ復旧サービスを提供している。
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https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1376652.html