地雷除去活動を行っている非営利組織のAPOPOは11日、カンボジアの地雷探知に活躍して表彰された「英雄ネズミ」が死んだと発表した。8歳だった。
英雄ネズミと呼ばれたアフリカオニネズミの「マガワ」は現役時代、地雷などの爆発物100個以上を発見。その功績が認められ、英国の慈善団体から2020年に金メダルを授与された。
「英雄ネズミのマガワがこの週末、安らかに逝った。マガワの健康状態は良好で、先週はいつものように夢中で遊んでいたが、週末にかけて元気がなくなって寝ている時間が長くなり、最後の数日は餌に関心を示さなくなった。昨年11月に誕生日を祝い、8歳の長寿に達していた」。APOPOはそう発表した。
マガワが命を救ったレガシーは永遠に残るとAPOPOは述べ、「素晴らしい功績に感謝する」と追悼。「カンボジアの人たちは彼の貢献のおかげで、命や手足を失うことを恐れずに生活したり働いたり遊んだりできるようになった」と指摘した。
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https://www.cnn.co.jp/fringe/35181931.html
マガワ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%83%AF