メキシコの17歳、姉のために手話通訳アプリを開発 ID:K7jWXFjx

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/01/11(火) 20:13:48.49 ID:K7jWXFjx

科学分野で飛び抜けた才能を持つエストレラ・サラザールさん(17)が国内の聴覚障害者や難聴者のコミュニケーションを支援するアプリを開発したのは、姉の存在がきっかけだった。

メキシコ市に近い労働者階級の街に暮らすエストレラさんの姉ペルラさんは、運動障害や聴覚障害をもたらすMERRF(赤色ぼろ線維を伴うミオクローヌスてんかん)と呼ばれる先天的な希少疾患を患って生まれた。現在25歳のペルラさんは、10数回もの手術を受け、その後も何年にもわたる理学療法を続けている。ある手話の学校では、その症状ゆえに手話を使うことはできないだろうと告げられた。

学業優秀のため通常よりも3年飛び級で高校を卒業することができたエストレラさんは、ペルラさんが差別に直面しているのを目の当たりにして、「姉のために私に何かできることはないだろうか」と自問した。

昨年、エストレラさんはメキシコ手話(MSL)使用者と健聴者をつなぐアプリの開発を始めた。手話から文章・音声へ、あるいはその逆の変換を可能にする仕組みだ。

メキシコ統計庁によれば、メキシコ国内の聴覚障害者・難聴者は推定460万人。聴覚障害・難聴の家族のために非公式に手話通訳を行っている人は多いが、資格を持つ手話通訳者は慢性的に不足している。

エストレラさんは「ハンズ・ウィズ・ボイス」と名付けたアプリの開発に向けて、母語として手話を用いている人や手話通訳者を含め、90人近い協力者を集めた。今年中にはアプリを公開したいと考えている。ここ数カ月は、ペルラさんの運動機能が改善されたため、家族も手話を学びはじめた。

「妹を誇りに思う」とペルラさんは語った。「妹のアプリ開発の過程で仲間を見つけられたのも嬉しい」

続き
https://jp.reuters.com/article/mexico-science-app-idJPKBN2JH0FV


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