新オリエント急行「ラ・ドルチェ・ビータ」の運行開始はまだ先のことかもしれないが、待望の新サービスを待つ価値は間違いなくありそうだ。
客室11両からなる列車は「甘い生活(ラ・ドルチェ・ビータ)」の時代と呼ばれる1960年代へのオマージュを込めて構想された。このほど完成予想図が公表され、鉄道車両というよりブティックホテルのような豪華な内装が明らかになった。
オリエント急行ラ・ドルチェ・ビータは計6本の列車で構成される。各列車には豪華客室12室やスイート18室、「名誉スイート」1室に加え、受賞歴のあるイタリアワインや高級料理など「五つ星の食事体験」を提供する食堂車も備えられている。
各列車は2023年から乗客の受け入れを開始し、イタリア国内14地方と131都市を巡るほか、ローマからパリ、イスタンブール、クロアチアの港湾都市スプリトまでを結ぶ。いずれも1~3晩の旅となる。
続きと画像
https://www.cnn.co.jp/travel/35181760.html