北海道警裏金事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E8%AD%A6%E8%A3%8F%E9%87%91%E4%BA%8B%E4%BB%B6
2003年11月に北海道警察旭川中央警察署が不正経理を行っていたことが、北海道新聞の調査報道で発覚
https://www.youtube.com/watch?v=qGavMuQFRfA&t=3m49s
高田「原告の警察幹部の佐々木さんが、2008年7月12日の弁論のときに、これくらいの(分厚い)証拠を出してきたんです。民事裁判の場合は証拠に甲、乙とつきます。原告が出した証拠が甲です。被告側が出したものは乙です。
で、佐々木さんが出してきた証拠の84番目、甲84号証。それが出てきて、見て仰天しました。」
https://www.youtube.com/watch?v=qGavMuQFRfA&t=4m28s
「どういう記録かというと、佐々木さんが提訴する前に2005年ごろに、裏金問題の報道が一段落した後から約10ヶ月くらいにわたって、北海道新聞社の当時の編集局の幹部たちが佐々木さんと何回も会ってたと。」
https://www.youtube.com/watch?v=qGavMuQFRfA&t=7m26s
高田「要するに『どうやったら我々北海道新聞社は許してもらえるんでしょうか?』と。何のために許してくださいといっているのかよく分からない。その交渉だけでは。とにかく一回目の交渉から『佐々木さんにお詫びしなければならない』と。」
岩上「だって、お詫びする側が犯罪者でしょ?」
「裏金作ってた犯罪者」
高田「本人は裁判の中で『私は裏金まったく知らなかった』と言ってますから。でも道警の内部調査で『裏金作りやってました』と言ってるんですよ。その組織の事実上のトップだった。ナンバー2の佐々木さんが『この問題が発覚するまでまったく知らなかった』と。」
岩上「じゃ、自分の監督不行き届きですよね。自分の部下が組織犯罪してたわけですから。」
高田「そうですね。」
岩上「じゃ謝りに行かなきゃならないっておかしいですよね。」
高田「ただこびへつらってるんですよ。一体何があったのかよく分かりません。推測がつくことはありますけどこの場で不確かなことはいえません。
しかし何かそうしなければいけない理由があって、『佐々木賛同すればいいんですか?』と言ったら、『こうやれ、ああやれ』と。
その話の中で『高田と佐藤をなんとかしろ』と。佐藤というのは当時の私の部下ですけれど、彼は処分を求めてるわけです。『あの二人を処分しろ』と。外部の人間に言われる話じゃないですよね。」
岩上「露骨な人事介入じゃないですか。途方もない圧力じゃないですか。」
高田「もちろん圧力なんですけど、その交渉の中で『顧問になってください』と。」
https://www.youtube.com/watch?v=kzrUcU1WCyU
高田「『佐々木さん、どうぞうちの会社の顧問になってください』と言ってる場面とか出るんですよ。それと佐々木さんがこの件で裁判を起こすと言ったら、会社の幹部が『分かりました』と。『佐々木さん、あなたが名誉毀損として訴えたい記述が4つあるとしたら、北海道新聞がどこまで負けるか決めておきましょう。3つまでだったら納得しますか? 2つだったらいいですか』と。そういう交渉をしてるんです。
あるいは『佐々木さん、裁判を起こすんだったら高田と佐藤を個人として被告に入れないでくれ。北海道新聞社だけを訴えてくれ』と。『あいつら自分で弁護士雇ってやり始めるから、裁判がコントロールできなくなる』と頼む場面とかですね。
あるいは『わざと負けましょう』とか。ある局面では『早く裁判を起こして