当直中に部下の女性隊員に睡眠導入剤を飲ませて、わいせつな行為をしたとして、海上自衛隊舞鶴地方総監部(京都府舞鶴市)は18日、海自舞鶴基地業務隊の50代の男性海曹を懲戒免職にしたと発表した。海曹は「部下の女性の態度が横柄で懲らしめようと思った」などと話したという。
同総監部によると、海曹は今年4月17日午後11時50分ごろ、当直勤務中に女性隊員が飲んでいた飲料のペットボトルに睡眠導入剤を混入。意識をもうろうとさせて、胸を触るなどわいせつな行為をしたとしている。
女性隊員が上司に被害を訴え、舞鶴地方警務隊が9月17日に準強制わいせつ容疑で海曹を逮捕し、送検したという。
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