講談社は、同社の少女漫画雑誌「なかよし」で連載中の
「はらぺこペンギンカフェ」「とむとじぇりー ナナイロ」の連載を終了し、
単行本を店頭から回収すると発表した。両作品の共同著作者で主に
原作を担当していた男(45)が、小学生女児へのわいせつ行為や盗撮などで
逮捕・起訴され、有罪判決を受けたためと説明している。
判決によると、男は昨年3~8月、京都市内の自宅で知人の女児の体を触ったり
その様子を撮影したりなどした。男は強制わいせつ罪などに問われ、
今年11月25日に京都地裁から懲役3年、保護観察付き執行猶予5年
(求刑・懲役3年)の有罪判決を受けた。判決はその後確定した。
講談社は「断じて許されない卑劣かつ悪質な行為。被害者や関係者に
深くおわび申し上げる」とし、男との契約を破棄した。単行本の無期限の出荷停止も決めた。
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20211214-OYT1T50153/