ペルー、リマから24キロほどのところにあるカハマルキージャ遺跡の
地下墓地から、少なくとも800年~1200年前のものと思われるミイラが発見された。
保存状態の良いこのミイラの最大の特徴的は、ロープで体をぐるぐる巻きにされ、
手で顔を覆っているていることだ。
サンマルコス州立大学(UNMSM)の考古学者、ピーター・ヴァン・ダレン・ルナ氏によると、
ミイラをロープで縛る儀式は、ペルーの海岸と山間部の間の地域で発達した
チャクラ(Chaclla)文化で行われていたという。
全身をロープで縛られた若い男性のミイラカハマルキージャ遺跡の地下墓地で見つかった
保存状態のよいミイラの性別ははっきり断定はできないが、若い男性で死亡推定年齢は
25歳前後、少なくとも紀元800年~1200年前のものであるそうだ。
このミイラの最大の特徴は全身をロープで縛られていて、手で顔を覆っていることだ。
長い長い年月、地下墓室で縛られたまま胎児のようにうずくまっていた。
陶器、石器、野菜の痕跡が残ったヒョウタンといった供物も見つかった。
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52308247/