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急落から一転買い 日本株に「帰ってきたPKO」
経済ジャーナリスト・西野武彦
http://www.nikkei.com/news/print-article/?ng=DGXNMSFK24032_24062013000000
このとき、私の脳裏に思い浮かんだのは昔懐かしい「黒い目の外国人投資家」「PKO(プライス・キーピング・オペレーション=株価維持策)」という言葉です。かつて日本株が低迷しているとき、日本の証券会社や機関投資家が外国人からの注文と見せかけるために、わざと海外の支店や外資系証券から注文を出していたことがありました。やがて、それが本当は日本人の注文と分かってからは「黒い目の外国人投資家」と呼ばれ、本物の外国人投資家と区別されるようになったのです。
また株価が低迷すると、政府が公的資金(公的年金、郵貯資金など)を使って株式を購入して相場を下支えすることをPKOと呼んでいました。効果はいつも一時的で、抜本的な株価対策にはならなかったと記憶しています。
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