幌加内町朱鞠内で積雪80センチ 25日朝まで続く見込み
上空の寒気の影響で、道内は24日午前にかけ、道北や日本海側を中心にまとまった雪に見舞われた。正午時点の積雪は上川管内幌加内町朱鞠内で80センチ、名寄市で59センチで、市民らが雪かきに追われた。荒天は25日朝まで続く見通しで、札幌管区気象台が注意を呼び掛けている。
この他の各地の積雪は上川管内美深町39センチ、留萌市幌糠37センチ、小樽市27センチなど。また幌加内町朱鞠内では同日午前9時までの12時間降雪量が59センチに達し、観測史上最大を記録した。
道教委によると、大雪の影響で、名寄市の全小中学校11校が臨時休校となった。JR北海道は宗谷線と留萌線の列車計11本を運休または運休を決めた。津軽海峡フェリーは函館―大間(青森)間の計3便を欠航した。
気象台によると、荒天は、上空1500メートル付近に12月上旬並みの強い寒気が入ったことに加え、冬型の気圧配置で、西寄りの風が吹き続けているため。25日朝まで同じような地域で降雪や強風が続くという。
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