「考える力」を育まない日本に未来はあるのか
日本の大学はロシアの小中校レベルだった
https://web.archive.org/web/20160913132901/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47822?page=2
日本の教育制度は、手っ取り早く先進国に追いつくために、記憶力がよく、理解しなくてもいいから記憶したことを復元する力に重きを置いた。しかし、それらはすでに後進国型のエリートだと佐藤氏は指摘する。
佐藤氏が赴任したロシアでは、日本の大学教養レベルは小中学校レベルに呼応するという。またプーチン政権下において、人材を育成するためには国語と歴史と数学教育が必要だとの考えのもとに、これらの科目に相当力を入れているそうで、モスクワ国立大学に日本の外務省から送り出した研修生が、2人ともに成績不良で退学になったというエピソードが語られる。