維新 松井代表 文書通信交通滞在費 議員から10月分徴収 寄付へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211115/k10013348681000.html
日本維新の会の松井代表は、国会議員に月額で100万円支払われる「文書通信交通滞在費」が、10月31日に行われた衆議院選挙で初当選した議員にも10月分の全額が支給されたことは問題だとして、所属議員から党が徴収したうえで、新型コロナ対策で必要としている所などに寄付する考えを示しました。
「文書通信交通滞在費」は、国会議員の政治活動を支える経費として、歳費とは別に議員1人当たり月額100万円が支給されていて、10月31日に行われた衆議院選挙で初当選した議員にも10月分として、全額が支給されました。
これについて日本維新の会の松井代表は15日、記者団に対し「永田町は世間の常識からかけ離れている。議員の仕事をしていないのだからもらうのはおかしいし、受け取れない。これを自分たちの懐に入れるのは、感覚としてずれまくっている」と述べました。
そのうえで松井氏は「今のルールでは国庫に返せないので、党で集めて新型コロナや被災地で困っている人たちが使えるようにしたい」と述べ、所属議員から党が徴収したうえで、新型コロナ対策で必要としている所や、災害の被災地に寄付する考えを示しました。