覚醒剤を使用したとして、警視庁上野署が覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで、東京都北区議の榎本一容疑者(53)を逮捕していたことが、同署への取材で分かった。
逮捕容疑では、11月上旬、都内またはその周辺で覚醒剤を使用したとされる。署は認否を明らかにしていない。
署によると、9日午後10時すぎ、JR上野駅(台東区)近くで、停車中の乗用車の運転席にいた榎本容疑者に署員が職務質問した際、車内からガラス製のパイプが見つかった。その後の尿検査で覚醒剤の陽性反応が出た。
北区議会事務局によると、榎本容疑者は1999年に初当選し6期目。自民会派に所属し、議長の経験もある。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/142211