「画面交換は非常に一般的な修理であり、世界中の何万ものリペア業者が、低価格で顧客の需要に応えている。そしてアップルは、一挙に、この業界を切り捨てようとしている」とiFixitは述べている。
iPhone 13のオーナーは、この事実を認識すべきだ。この措置によってまず、近くにアップルストアがない人の選択肢が奪われる。第二に、競争相手のいないアップルは、自由に好きな価格を設定することが可能だ。同社はすでに、保証外のiPhone 11 Pro Maxの画面交換に約600ドルを請求し、オーナーに事実上、AppleCare+保証(200ドル)の支払いを強要している。
ここで興味深いのは、以前にも同様な問題が起きていたことだ。アップルは、Touch IDやバッテリー、カメラについても、サードパーティによる修理をブロックしたことがあった。しかし、そのたびに同社は世間の反発を浴びた結果、その措置を元に戻していた。今回も、十分な世論の反発があれば、アップルがこの措置を撤回する可能性はある。
要するに、iPhone 13のオーナーたちは、怒るべきなのだ。
筆者は、この件でアップルにコメントを求めている。回答が得られた場合はこの記事に補足を加えたい。
(おわり)