商船三井は2021年11月2日(火)、ブラジルの鉄鉱大手ヴァーレ社と、風力を活用した推進補助装置「ローターセイル」を既存の20万トン級ばら積み船へ搭載することについて、共同で検討することを合意しました。
主に製鉄用原材料の鉄鉱石を海上輸送する際に排出される温室効果ガスの削減が目的です。ローターセイルは、航行中、回転しているローターに風が吹き込み、その周りに圧力差が生じることで推進力を得ます。自然エネルギーを電気などに変換することなく、高い推進効率が得られるのが特徴で、これにより化石燃料の使用を低減することができます。
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