東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事の影響でルート上にある東京都調布市の住宅街で陥没や空洞が生じた問題を巡り、芝浦工業大の稲積真哉教授(地盤工学)は13日、独自に地盤調査を行った結果、ルート周辺の地中で多数の空隙くうげき(すき間)を確認したと発表した。ルートの外側で地盤の緩みが確認されたのは初めて。
事業者の東日本高速道路はルート直上の地盤の補修を予定している。稲積教授は「空洞や陥没に発展する可能性があるので、(外側でも)早めに地盤を補強すべきだ」と指摘している。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/136641