「桜を見る会」事件で安倍氏を「不起訴相当」…「当局の対応を見守りたい」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211006-OYT1T50121/
安倍晋三元首相(67)側が主催した「桜を見る会」前夜祭を巡る事件で、東京第5検察審査会は6日、安倍氏を「不起訴相当」と議決したと発表した。議決は9月15日付。
議決は、安倍氏への告発のうち、前夜祭会場のホテル側から受け取った領収書を保存しなかったなどとする政治資金規正法違反容疑について、東京地検特捜部が「嫌疑不十分」や「嫌疑なし」として不起訴としたことに対するもの。元秘書ら2人は「不起訴不当」とした。安倍氏は「当局の対応を静かに見守りたい」とするコメントを発表した。
安倍氏を巡っては、東京第1検察審査会が7月30日、公職選挙法違反容疑などで告発された事件の一部について、「不起訴不当」と議決したと発表し、特捜部が改めて捜査している。