上司の決裁なく勝手に公共工事を発注、完了 町職員を減給処分
2021/10/1 19:41 (JST)
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滋賀県愛荘町役場
滋賀県愛荘町は1日、上司の決裁を受けず工事を発注、完了する不適切な事務処理を行ったとして、建設・下水道課の職員1人を減給10分の1（1カ月）の懲戒処分にしたと発表した。
処分は9月30日付。町によると、職員は昨年10～12月、町内の下水道汚水枡の設置工事2件について上司の決裁を得ず、契約書を作らないまま口頭で発注。いずれの工事も完了した。
今年5月、工事業者から代金の催促があり、契約書を作っていないことに気付いて作成。翌月、決裁しようとした別の課の職員が不適切な処理に気付いたという。職員は「決裁を得るのを忘れていた」と話しているという。
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