後年検証するにも公文書がない。
http://www.dailymotion.com/swf/x167am6?start=300&autoPlay=1
(5:00頃)
「秘密秘密秘密とやって、あと全部捨てちゃいましたということだと、僕らも後の世代の人たちも、一切何の検証もできない。」
「ですよね。アメリカでも20年でしたっけ?」
「一般的には30年ですね。」
「その後、公開するじゃないですか。」
「そうです、そうです。」
「だから今回の特定秘密保護法案の審議の中に、これ入れて欲しいですよね?」
「そうなんです。そうなんです。アメリカの場合、国立公文書館のような組織があって、そこが独立していてすごく権限が強くて。」
「きちんと公文書館的なところが力を持っていて、保管すると。秘密自体もね、秘密にしたことが適正かどうか、別の組織としてチェックするんですよ。
で、必要があったら、時間が経ったら公開すると。だからみんな違和感なく思っているんですけれど、本当は恥ずかしいのは、日米関係の交渉とか日本側の政府の内容なんかが、次々にアメリカの公文書館で文書が発掘されると報じられるでしょう?」
「じゃあ日本側で、その文書どうなってるの?と。全然公開されなかったりとか。つまり、秘密が必要だとしても文書をきちんと管理して、記録を残して、それをちゃんと管理した上で、ある程度の年限が経ったら公開するとしないと、何でもかんでも秘密にしちゃって、終わったら捨てちゃいましたというんじゃ、何も誰もチェックできなくなる。」
「だから時代というか政治というか、歴史をチェックできないんですよね。」
「なっちゃいますよね。」
「そうすると次世代へ向けての矯正もできなくなる。」
http://www.dailymotion.com/video/x167am6?start=310
(5:16付近)
「アメリカの場合、国立公文書館みたいな組織が独立していて権限がまた強くて。
例えば各役所なんかの文書、机の上に置いてあるスケジュール表とかカレンダー、あれも公文書扱いになるんですよ。
だから保存しなくちゃいけないんです。」
「ええーーっ?!」