大阪市の高校で野球部のコーチだった男が、教え子に性的暴行をしたとして逮捕されました。男は別のわいせつ事件でも逮捕・起訴されていて、警察は50人以上の生徒が被害に遭ったとみて調べています。
私立高校の元講師で野球部のコーチだった水落雄基容疑者（31）は去年11月、部員の男子生徒に性的暴行を加え、PTSDを発症させた疑いで逮捕・送検されました。
水落容疑者は、チーム編成を決める立場で、被害を受けた部員の1人は、「コーチに嫌われると試合や練習に出られないと思い、言えなかった」と話しているということです。
水落容疑者は、別の男子部員への強制わいせつ容疑で、すでに逮捕・起訴されているほか、警察の捜査で、10年ほど前から、別の高校などでも教え子にわいせつな行為を繰り返した疑いがあることが分かりました。
警察は、被害に遭った生徒は50人以上に上るとみています。
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