東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなった国立競技場について、萩生田文部科学大臣は大会後も陸上トラックを残すことに前向きな姿勢を示しました。
政府は国立競技場について、東京大会後は陸上トラックをなくして球技専用スタジアムに改修することを2017年に決定しましたが、現在は陸上と球技の兼用にする方向で調整が進められています。
萩生田大臣は今月7日の閣議後の会見で「レガシーとして現状のまましばらく使う方が国民の理解を得られるのではないか」として、陸上トラックを残すことに前向きな姿勢を示しました。
そのうえで「直ちに膨大な費用をかけて球技専用にすることが本当にいいのかは今後、関係者の皆さんとよく相談してみたい」と話しました。
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