「なぜ家族が、子供たちが殺されたのか?」 米ドローン攻撃の遺族がBBC番組に出演
米国防総省は30日、アフガニスタンの首都カブールで29日に自爆テロへのドローン攻撃を行った際、民間に多数犠牲が出たという報道に、現時点では反論できないと述べた。
一方、犠牲者の親族ラミン・ユースフィさんは、BBCニュースの電話取材に応じ、6人の子供を含む10人が殺害されたと話した。
アメリカ軍は、過激派勢力「イスラム国(IS)」系組織「IS-K」の関係者少なくとも1人を乗せた車を標的にしたと発表。しかしユースフィさんは、家族にはISとのかかわりはなかったと話している。
アメリカは、民間の死者については調査を進めていると付け加えたが、この10人の死因などははっきりしていない。
米軍司令官らによると、ドローン攻撃の後に「大規模な二次爆発」があった。空港を自爆攻撃するつもりだった車両には大量の爆発物が積まれており、これがドローン攻撃で爆発したため、周辺に被害が出たとの見方を示している。
(ソースに動画あり)
https://www.bbc.com/japanese/video-58390322
2021年8月31日