実業之日本社は、白鷗大の岡田晴恵教授が執筆した「新型コロナ 自宅療養完全マニュアル」のネット無料公開を9月末まで延長すると発表した。
岡田教授の「自宅療養を強いられている多くの国民の感染者と家族を1人でも救いたい」という思いから8月6日に全文を公開した。当初は8月末までの予定だったが、反響の大きさと現在の感染状況から延長を決めた。
実業之日本社は「厚生労働省によると自宅療養者数は合計で11万8035人(8月27日発表)。救急搬送にも支障をきたすほど医療の状況がひっ迫する厳しい状況の中、自宅療養者向けの基本的な内容をまとめた本書の無料公開期間を延長することで、当社としても社会的な使命を果たしたい」としている。
自宅療養完全マニュアルは新型コロナウイルス感染症の自宅療養に特化した初めての書籍として2020年12月に出版。1人暮らし、高齢者夫婦、4人家族などケース別の看護方法と必要なもの、注意点などをイラスト入りで解説している。定価は1320円(税込)。
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