日ハムから巨人に移籍した中田翔。直近5試合は16打数1安打と打撃不振はいよいよ深刻だった。
■「特別扱いは絶対にしない」
日ハムでは特別扱いされても巨人ではそうはいかない。移籍決定の際に「原監督は勝負に非情。特別扱いは絶対にしない」と言ったのは、巨人の大塚球団副代表。スポーツ紙が仕立てる、救いの手を差し伸べたという美談に乗っかりながらも、「環境を変えればもっともっとできるのではないか。もちろん戦力として獲得した」とリーグ3連覇に向けた戦力強化の思惑、計算があってのことだと認めている。
「三顧の礼で迎えたFA選手ですら、良くも悪くもシビアに判断されますからね。今季も丸が打撃不振で打順を7番まで下げられた揚げ句、二軍落ちさせられた。原監督の下では、坂本や丸でも送りバントは当たり前。日本ハムとは比べものにならない戦力を擁し、代わりはいくらでもいるのは事実です」(巨人OB)
生き残るには、当たり前だが、結果を残すしかない。
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