米コロンビア大学とオランダ・デルフト工科大学の研究チームが開発したデバイスは、超音波で電力供給と無線通信を行う超小型の温度センサー搭載シングルチップだ。総体積0.1立方mm以下という、塩つぶやダニに匹敵するサイズで、注射針で体内に移植し、生体信号のモニタリングを目指す。
このサイズを実現するために、超音波を利用したデバイスへの電力供給と無線通信の両方を行った。
将来的には、皮下注射針で人の体内に注入したチップが超音波を使用して体外と通信し、局所的に測定した生体情報を取得できるようにするという。
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