枝野幸男・立憲民主党代表(発言録)
政府と東京都はようやく昨日、東京の医療機関に対して、改正感染症法に基づく(病床確保の)要請をした。改正感染症法を我々が協力して作ってから半年を大幅に超える日にちが経っている。第5波で「医療崩壊」が深刻な危機にあると言われてから1カ月近くが経とうとしている。この半年あまり、政府、東京都は何をやってきたのか。
いわゆる臨時病院の設置や、長期の影響を受けている事業者に対する下支えなど、この感染爆発の状況の中で、政治が意思決定しなければならない対応は山積している。
衆院議員の任期は10月21日。憲法上、明確に決まっている。憲法に基づくルールに基づいて、与えられた権限の中で国民の命と暮らしを守るために最善を尽くすことが、それぞれの党内の「コップの中」の話を超えた責任だ。
総選挙で間違いなくこの秋に1カ月は事実上の政治空白ができてしまうことを考えれば、まずは、速やかに臨時国会を召集して、その(政治空白の)前に補正予算で必要な財源の裏打ちをしておかなければならない。(国会内で開かれた党会合で)
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP8S61TWP8SUTFK012.html