「日本は私たちに扉を開いて」 日本への留学を待ち続ける外国人の叫び #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2021/08/21(土) 08:09:40.54 ID:X3wlnE2Z

新型コロナウイルスの感染拡大が進むなか、大部分が無観客ながらも東京五輪が行われ、数多くの選手や大会関係者、報道関係者らが日本を訪れた。選手らが一般の人たちと接触しないようにする「バブル方式」がとられるなど、一定の制限があるなかでの入国となったが、そうした姿を複雑な気持ちで見ていた人たちがいる。

日本への留学が決まっていながらも、入国できずにいる外国人だ。

業界団体の調べでは、入国を待っている留学志望者は、アジアをはじめとした世界各国に約2万6000人いるとみられ、1年以上にわたって待機しているケースも少なくない。

7月19日、日本語学校などでつくる団体が開いた、日本への入国を待つ留学志望者のオンライン交流会で、台湾の余奕琮(ユー・イーツォン)さん(28)はこう話した。

「勤めていた会社を退職して入国を待っているので、新しい仕事を探すこともできず、経済的に厳しい状態です。10月までに入国できなければキャンセルするか、ほかの国を探すなど、プランを変えるかもしれません」

余さんは日本語での基礎的な会話が可能で、中国語のほか英語も堪能だ。日本の専門学校で学び、日本語能力を高め、日本で就職することを希望している。

「今は、日本留学の夢をもって、ただ待っているしかない状況です。新型コロナのために入国管理を厳しくするのは理解できますが、入国のためのルールを示してくれたらそれに従います。だから入国させてほしい。お願いします」

焦燥感をにじませて訴える背景には、外国人留学生の日本への受け入れが、一部の国費留学生などを除いて停止されており、再開のめどが立っていないことがある。

日本政府は2020年12月、新型コロナの感染拡大により、すべての外国人の新規入国を一時停止した。入国できるのは邦人の帰国や在留資格を持つ外国人の再入国、「特段の事情」がある場合に限っており、留学生では国費留学生のみがその対象になっている。留学生受け入れのための具体的な基準や今後の見通しなどは、いっさい示されていない。

だが、日本が留学生の入国を厳しく制限している一方で、米国など先進7ヵ国(G7)をはじめ、各国が日本人を含めた留学生の受け入れを再開している。2021年7月には、タレントの光浦靖子さんがカナダに留学し、話題を呼んだことは記憶に新しい。

こうしたことに加え、東京五輪で選手や関係者の入国が認められたこともあり、留学志望者たちの「なぜ自分たちの入国は認められないのか」という不満は高まっている。

https://courrier.jp/columns/257649/

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