《テレ朝“飲酒転落”》「強いお酒を次々と」五輪スタッフ10名の“9時間ハシゴ大宴会”全内幕「いなくなった女性は自分たちのグループです」
「まず私自身言葉を失い、怒りがこみあげてきましたね。絶対にあってはならない不祥事ですよ。しかも緊急事態宣言下、これは許されない行為です」
8月10日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、キャスターの富川悠太アナ(44)が「自社の不祥事」について伝え、同局のコメントを読み上げたあと、コメントを求められた番組コメンテーターで共同通信社編集委員の太田昌克氏はこう語気を強めた。
太田氏が「絶対にあってはならない不祥事」と指摘したのは、8月9日未明、テレビ朝日の五輪スタッフ10名が、緊急事態宣言下の東京都内のカラオケ店で”打ち上げ”をおこない、参加していた若手女性社員1名が同店の2階非常階段から転落し重傷をおった“事件”のことだ。
富川アナは神妙な面持ちで太田氏の言葉に頷いていたが、その後、自らの意見を述べることはなく、頭を下げると次のニュースへと話題を移してしまった。
「実は件の“打ち上げ”には、報ステのスポーツコーナーを担当するスポーツ局のスタッフも参加していたんです。今回の件は上層部が目を光らせており、『極力深掘りするな』とお達しがきていたのです」(テレビ朝日関係者)
上層部が眉をひそめた”打ち上げ”。実はこの会は五輪閉会式のスタートと同時に開催され、その後、約9時間にも及んでいたことが「文春オンライン特集班」の取材でわかった。女性社員がカラオケ店で転落したのは2次会での出来事だった
(略)
泥酔して帰宅しようと、2階の窓を開けた
パセラ渋谷店。A子さんは5メートルの高さがある2階の窓から転落した ©文藝春秋
パセラ渋谷店。A子さんは5メートルの高さがある2階の窓から転落した ©文藝春秋
27時30分頃、泥酔したA子さんは帰宅の意思を示し、一人でカラオケ店の部屋を出た。A子さんは何故かエレベータを使わず非常階段で1階まで降りたものの、1階のドアには鍵がかかっており、外には出られなかった。A子さんは再び非常階段を上り、2階へ。2階にあった窓を開け、看板やパイプなどの出っ張りをつたって、店から出ようとしたところ、足を滑らせ落下。左足を骨折し、救急搬送された。
以下略
https://bunshun.jp/articles/-/47887