電通グループ、非開示だった今期最終は黒字浮上で4期ぶり最高益、未定だった配当は29.75円増配
電通グループ <4324> が8月11日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の361億円に急拡大した。
併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が1075億円の黒字(前期は1595億円の赤字)を見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益は713億円の黒字(前年同期は1753億円の赤字)に浮上する計算になる。
業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は101円(前期は71.25円)実施する方針とした。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比71倍の312億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.0%→22.8%に急改善した。
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2021年08月11日15時30分 株探ニュース