糞便移植で脳が若返えるようです。
8月9日にスウェーデンのカロリンスカ研究所の研究者たちにより『Nature Aging』に掲載された論文によれば、若いマウスから老いたマウスに糞便移植を行うと、老いたマウスの認知機能と免疫力が大幅に改善したとのこと。
どうやら脳機能は脳細胞の働きだけで決まるのではなく、腸内細菌の支配も受けているようです。
しかし、いったいどんな仕組みで糞便移植が脳を若返らせていたのでしょうか?
目次
○脳は腸内細菌の支配を受けている
○支配者が変われば脳の働きも変わる
○学習と記憶にかかわる海馬が若返る
糞便移植は不安も減らす
https://nazology.net/archives/94376