女性アスリートと他人の裸を合成した画像掲載か 会社員逮捕
オリンピックの出場経験がある女性アスリートの顔と他人の裸を合成した画像を名前や性的な文章とともにアダルトサイトに掲載したなどとして、秋田県の会社員が名誉毀損などの疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、秋田県東成瀬村の会社員、三宅孝容疑者(38)です。
警視庁によりますと、先月までのおよそ8年間にわたり、女性アスリートの顔と他人の裸を合成した画像を名前や性的な文章とともにみずからが運営するアダルトサイトに掲載したなどとして、名誉毀損などの疑いが持たれています。
JOC=日本オリンピック委員会から情報提供を受けて捜査した結果、三宅容疑者が第三者が作成した画像をみずからアップロードしていた疑いがあることが分かったということです。
調べに対し「小遣い稼ぎのためだった」と容疑を認めているということで、警視庁はサイトの運営で少なくとも450万円の広告収入を得ていたとみて調べています。
今回、被害に遭ったアスリートはオリンピックの出場経験もあるということで、捜査に協力して画像を確認した際には「嫌な気分になるとともに怒りを覚えました。性的な画像の拡散はアスリートのパフォーマンスを大きく妨げるもので、許されない」と話していたということです。
アスリートの画像がインターネット上に性的な目的で拡散される被害は相次いでいて、警視庁によりますと、関連する事件の摘発はこれで7件目です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210806/k10013184841000.html
2021年8月6日 12時42分 NHK