メドベージェフ 暑さに苦しむも8強入り 東京五輪
【7月28日 AFP】東京五輪は28日、テニス男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードでロシア五輪委員会(ROC)のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は6-2、3-6、6-2で第15シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)を下し、準々決勝進出を決めた。
メドベージェフは暑さに苦しみながらも勝ち上がりを決め、次戦は第6シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)と対戦が決定。第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との決戦に向け、順調に歩みを進めている。
四大大会(グランドスラム)で2度の準優勝に終わっているメドベージェフは初戦の後、大会側に試合の開始時間を遅らせる要請をしていたが、この日も暑さの試練が訪れ、酷暑対策が再び導入された。
第2セット途中にチェアアンパイアから「大丈夫か」と問われたメドベージェフは、「試合を終わらせることはできるが、死ぬかもしれない。そうなったら誰が責任を取るんだ?」と応じていた。
同セット終了後に10分間の休憩を挟んだ後、メドベージェフは第3セット最初の3ゲームを連取すると、ゲームカウント4-2で迎えた3度のブレークのピンチもしのぎ、2時間25分で試合を締めくくった。(c)AFP
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2021年7月28日 15:16 発信地:東京