神奈川県伊勢原市高森の農業萩原博文さん(87)方で、71年前に植えたリュウゼツランが黄色い花を咲かせ、話題になっている。萩原さんによると、1950年に平塚農業高1年だった時、学校から30センチ大の株をもらって育てたという。
リュウゼツランは、酒のテキーラの原料で、花は50年から100年に1度咲くといわれている。
5月初めに突然、1本の幹が7・5メートルまで伸びると、約30個の花房を付け、今月10日頃に花を咲かせた。萩原さんは「人生の終末にいい花を見せてもらった」と陽気に笑っていた。
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