「多様とは言いながらも、五輪に関して言うと、野党の政治家が総理に『五輪と国民の命どっちが大事なんですか』って迫り方をしたよね? 総理はそりゃあもう、その言われ方をしたら『命』って言うしかない、と思うんだけど」
「『イベントと国民の命、どっちが大事なんですか?』と言われたら、それは『命です』と言わなきゃならない。それをテレビもずっとやってきたような気がするんだよね」
さらに「テレビは、散々五輪を批判しといて、これから放映するわけですよね? 俺はどっちかっつうと五輪に関しては、テレビは主催者側だと思ってる」とテレビ局の抱える矛盾を指摘した。
太田さんは「だから、テレビが今までやってきたことを、我々ももう1回、何ていうのかな? 見つめ直すというか、そういうことも必要なんじゃないかなって気がする」として、テレビ局や報道に携わるひとりとして、改めてメディア報道のあり方を考えるべきだと主張していた。
テレビ報道のあり方をめぐる太田さんの発言に対し、SNS上では番組の視聴者からさまざまな声があがっている。
「そうだよな、矛盾した問答が多い」
「これは太田さん正論ですね...」
「冒頭、俺はTVが好きだから、、で太田さんには危機感があるように感じました」
「太田さんは本当にテレビが好きなんだろうな。だからこそメディアがやってる矛盾やそれによって加速するテレビ離れが心配なんじゃないかな」
(おわり)