日本の婚姻は一見近代法の皮をかぶっているようでその実廃止された家制度の「嫁入り」「婿入り」に縛られていたんだろ
戦後になって家制度が正式に廃止され嫁・婿という立場から妻・夫という対等な立場とされ姦通罪も廃止された
そうなれば氏についても家制度に囚われる必要はない、夫と妻が対等ならばどちらか一方が氏を捨てる必要はないのではないかというのが出発点じゃないか
人生において強制的に氏を捨てさせられ別の氏を名乗らなければならないケースは養子など特別な場合しかないはず、今までは婚姻がその特別な場合だったけど
「婚姻したのだから、一方は氏を捨て他方の氏を名乗る。婚姻とはそういうものだ」という前提が崩れ「婚姻しても氏を捨てる必要はない、両者が同じ氏を名乗る必要もない」となれば夫婦別姓に行きつく