パリを拠点に子ども向けアニメを製作するCyber Group Studiosが、
スクウェア・エニックスのゲームタイトル『ファイナルファンタジー IX』(FF9)をアニメ化することを発表しました。
Cyber Group Studiosはスクウェア・エニックス監修のもとアニメを制作。
アニメの内容は8歳から13歳までを主な対象と想定しており、エピソード数や長さは未発表です。
2000年に発売された『ファイナルファンタジーIX』は、スピンオフなどを除くメインシリーズの9作目。
盗賊・タンタラス団の団員・ジタンが、アレクサンドリア王国の王女・ガーネットを
誘拐しようと画策していたところ、当の本人が「自分を誘拐してほしい」と依頼。
ジタンはこれを受け、共に王国を抜け出そうとするなかで、
王国騎士のスタイナーや黒魔道士の少年・ビビと出会います。
現在はPlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switch、
iOS、Android、Steamなどのダウンロード版も配信中です。
「ファイナルファンタジー」シリーズのなかでも王道のファンタジーの要素が強く、
児童文学的な世界観で冒険が繰り広げられるため、子ども向けアニメという展開には納得がいきます。
一方で哲学的な問いを投げかけるような重厚なストーリーも採用しているため、
これをどう演出するのか、その点にも注目したいところです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/11a75844773dbfc04aed0fc1f1f1ad470ebcb98a